「でっかいバッハづら」のコストダウンをはかる


左が毛髪163本の「でっかい指揮者」で、右は新たに製作した108本verです。
本数はかなり減ったのですが、頭頂付近を思い切り膨らませたので、ボリューム感は減っていないと思います。163本verの髪は3種類なんですが、108本verは一番太いの1種類しか使ってません。本数が2/3に減ったので、比例して工数も2/3となり、作業時間もそれなりに短縮できているはずです。計ってないけど。
新verがなぜ108本かというと、最初、何も考えず植毛して出来上がった状態では93本だったのですが、93って面白くも何も無い数字なので6本増やして99本にしました。しかしその後、頭頂付近の薄さが気になったので、何本か増やすか?と考え、で、どうせだったら9本増やして煩悩の数と同じ108にしようと。
ということで、新verは煩悩の数だけ髪が生えていると。
ついでに、旧verはM16袋ナット頭でしたが、新verはM12袋ナットを使ってます。なぜ袋ナットがサイズダウンしたかというと、ホーマックではM16袋ナットが売ってないからです。ボルト屋さんに行けば買えるんですが、値段がM12の倍ぐらいしますんで、複数個ストックしておく気にはなりません。

真上から見るとこんな感じ。あまり「髪型」という気がしません・・・

ついでに「ちっこいver」も作ってみました。
サイズがやたら違いますが、頭の袋ナットはどちらもM12です。

大小、後から眺めるの図。
この植毛方式は頭頂まできっちり埋めることができるので、今後もバッハ系カツラはこれ式で作ろうと思います。慣れると以外に時間かからん(ミニ版はね。でかい版はやっぱそれなりに時間かかる)ので、本数増えてもそんなに大変じゃありません。