サングラス


先日、ボブ・マーレイ用にレスポールを作りました。一つだけ作るのも2つ作るのも大して手間は変わりませんので、部材も中途半端に余ってしまいますし、一応念のため2個つくっときました。
で、余ってたレスポールもう1個、なにに使おうかなぁ?と考えまして、いや、考えなくても決まってたんですが、わたし的にはレスポールといえば鮎川誠さん、レスポールをメインで使ってるギタリストってけっこうそれなりに多いんで、人によって「レスポールといえば誰」というのは違うんですけど、私にとっては「レスポールといえば鮎川誠さん」これで決まりです。
数年前、もしかしたら10年ぐらい前かもしれませんが、音楽雑誌のPlayerに鮎川さんの機材紹介記事が載っており、あのトレードマークの黒レスポールって自分で買ったんじゃなく、友達だか知り合い買ったのを一目見て気に入り「これはオレのギターだ」と感じ、経緯は省略して「自分のところにくることになった」みたいなことが書いてありました。ハッキリは書いてないけど、それってもしかして脅し取ったんじゃ・・・・(笑) あのルックスで凄まれれば、まぁ断われる人は少ないそうです。
ということで、鮎川さんといえばこれ、「クール・ソロ」(ASIN:B000BYWQG6)のジャケットのイメージなので、サングラスをかけさせました。小さい部品なんですけどねぇ。ステンレス板をバンドソーで切って→サンダーで成型して→ペーパー3段階かけて→サンダーでバフがけして→ステンアップで磨いて〜ですから、φ4.2の穴を2こあけてM5のタップ2こ立てりゃ済む通常版と比べると作業時間は10倍増しって感じです。
ジャケ写の髪型はオールバックなんですが、いまのところオールバックを作るのは無理なので、リーゼントスタイルにしました。でもやっぱリーゼントだと鮎川さんっぽくない。というか違うモノ。
いつぞやのライブの、ミスなのか意図的なのか、マイクをえらく低くセットし、マイクに覆い被さるように歌っていた姿がどえらく印象強かったんで、たぶん長身を際立たせるためにそういうスタイルで歌っていた時期があった、そんな感じなんでしょうけど、なので、陳列には適さない下向きスタイルにしました。
私としては、真ん中の写真が凄く良い。とってもステキと自画自賛。なんですが、真ん中の写真だけじゃギターの形状が分らないので、別の角度からの画像も載せときます。